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防犯ガラスは、通常2枚の板ガラスの間に強靱な特殊樹脂膜をはさみ、加熱圧着したガラスです。はさみ込んである特殊樹脂膜により耐貫通性にすぐれ、防犯性能を発揮し、安全・安心な住宅づくりに広く採用いただけます。
※防犯ガラスとは、板硝子業界団体である板硝子協会の定める「ガラスの防犯性能に関する板硝子協会基準」を満たすガラスのことをいいます。
特徴
- 防犯性
- 特殊樹脂膜は耐貫通性にすぐれているため、ガラスが破損しても侵入しにくく、すぐれた防犯性能を発揮します。
- 安全性
- 万一強い衝撃を受けてガラスが破損しても、特殊樹脂膜とガラスが強く接着しているため、ガラスの破片が飛散、脱落しにくくなっています。
- 遮音性
- JIS A 4706(サッシ)の遮音性T-2等級をクリアする遮音性能を発揮します。
- 紫外線カット性能
- 特殊樹脂膜は、紫外線をカットする性能も兼ね備えています。99%以上の紫外線をカットするため、室内側にある物の褪色などを抑制する効果があります。
(ただし、変色、褪色は可視光線・熱・化学物質などによっても生じることがありますのでご注意ください。)
価格目安
¥0,000~(1200mm×900mm)
複層ガラスは、2枚のガラスの中空層の空気によって熱が伝わりにくくなり、断熱効果が得られます。これにより省エネルギー効果が得られます。
特徴
- すぐれた断熱性
- 特殊樹脂膜は耐貫通性にすぐれているため、ガラスが破損しても侵入しにくく、すぐれた防犯性能を発揮します。
- 快適空間をつくりだす
- 冬、暖房をしているのに、窓際では顔や手など素肌が冷たく感じることがあります。これを冷輻射といいます。複層ガラスなら、外側のガラスが冷えきっても、中間層の空気の効果によって冷気が室内側に伝わりにくくなります。そため冷輻射は減少し、不快感が少なくなります。
- 結露しにくい
- 冬の寒い朝は窓ガラスが室内側から曇ったり、水滴がつくことがあります。これを結露といいます。複層ガラスの窓なら、室外側のガラスが冷えても、中空層の断熱効果によって室内側のガラス表面の温度が下がりにくいため、結露しにくくなります。
- 室内の温度環境向上
- 2重の窓と間に挟まれた空気層が、部屋の温度の変動を抑えてくれるため、 部屋を快適な温度に保つことが容易になります。
- CO2排出抑制
- 部屋から熱を漏れるのを抑えてくれるため、高い省エネ効果が期待できます。 それにより、無駄なエネルギーを省け、CO2の排出抑制につながります。
価格目安
¥0,000~(1200mm×900mm)
人がガラスにぶつかったり、地震や台風などによって割れたガラスは、思わぬケガや事故につながります。こうしたガラスの破損によるケガや事故を極力小さくするために、安全対策が必要であることはいうまでもありません。合わせガラスは、2枚のガラスを強靱な接着フィルムで加熱圧着して張り合わせた安全性の高いガラスですので、安全性を要求される窓、ドア、トップライトなどに幅広くご利用いただけます。
昭和61年5月に建設省指導のもと「ガラスを用いた開口部の安全設計指針」が策定されました。開口部の設計にあたっては、安全性の高いガラスのご採用をおすすめいたします。
特徴
- ガラスの破片が飛散、脱落しにくい。
- 合わせガラスは、通常2枚の板ガラスの間に、強靱な透明(無色)接着フィルム(ポリビニールブチラール)をはさみ、加熱圧着ではり合わせた安全性の高いガラスです。万一強い衝撃を受けて破損しても、中間膜とガラスが強く接着しているため、ガラスの破片が飛散、脱落しにくくなっています。
- 防犯性が高い
- 中間膜は耐貫通性にすぐれているためガラスが破損しても侵入しにくく防犯性にも効果があります。
- 紫外線カット性能
- 合わせガラスの中間膜は紫外線を99%以上カットしますので、室内側にある物の褪色などを抑制する効果があります。(ただし変色、褪色は可視光線、熱、化学物質などによって生じることもありますのでご注意ください。)
価格目安
¥0,000~(1200mm×900mm)
強化ガラスは、板ガラスを軟化点(650℃~700℃)近くまで加熱したあと空気を均一に吹きつけ冷却し、ガラス表面に圧縮層を持たせたガラスです。普通の板ガラスに比べて強度も高く、また万一割れても破片は細粒状となる安全性の高いガラスです。
昭和61年5月に建設省指導のもと「ガラスを用いた開口部の安全設計指針」が策定されました。開口部の設計にあたっては、安全性の高いガラスのご採用をおすすめいたします。
熱線反射ガラスは、ガラスの表面に金属の膜をコーティングすることで、反射によるミラー効果をもたせ、建築物に新たなイメージを吹き込んだガラスです。日射遮蔽性能にすぐれ、冷房効果も高めると共に、省エネルギーにも役立ちます。